韓国の「真鍮スプーン」アンティークの溢れる魅力

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あい
あい

こんにちは!あいです。

アンティークの魅力溢れる

韓国のスプーンを紹介します!

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「スッカラ」の文化

まず韓国の食器について少しだけ紹介したいと思います。

韓国語でスプーンは「スッカラ」。
クッパ、チゲなどのスープ料理が多い韓国では
スプーンは食事道具として必須とされています。

韓国ドラマなどの食事シーンで見たことがあるかもしれませんが、現在、家庭や食堂などでは一般的にステンレス製の銀のお箸やスプーンがよく利用されています。

しかし、昔々朝鮮時代の宮中や上級階級である両班〔ヤンバン〕の家庭では高価な銀製のスプーンや食器が使われていたそうです。(銀はヒ素などの毒に触れると変色するため。)

その後、高価な銀から銅と亜鉛の合金である真鍮が代わりに使われるように。

ただ、真鍮は錆びやすいので、錆びにくい安価なステンレス製の食器が使われるようになったと言われています。

真鍮スッカラの魅力

改めて「真鍮」とは、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金であり、別名:黄銅(こうどう、おうどう)とも呼ばれます。

実は、私たち日本人が日常で使っている、あの5円玉にも真鍮が使われていて、非常に身近な金属として親しまれているんです。

現在、韓国の家庭や食堂で使われることが減ってしまった真鍮スッカラですが、“錆びやすい“というデメリット以上にとても魅力ある品物なんです。

その魅力のひとつは、経年変化

経年変化をする主な理由として空気中で酸化をすることや手垢によるものです。

しかし真鍮は使っていくほどに色が深くなり、
味わいあるアンティーク調へと変化していきます。

 

そして、もう一つの魅力は
ひとつひとつ形が違うということ。

真鍮スッカラを見ていると

「このスッカラはピカピカできれいなぁ」

「これはすくうところが広くて食べやすそう」

「これは全体のバランスがいい」など


決して同じものは存在せず、それぞれの個性と違う魅力を持ち合わせているとこに愛着が増していきます。

メンテナンス方法

真鍮の特徴は無垢な素材だけに、水分や湿度には弱く変色してしまうというデメリットがあります。また長年使っていると、光沢がなくなったり表面がくすんでしまうという点も。

しかし、市販の金属研磨剤を使えば
元の輝きを取り戻すことができますし、
家庭にあるお酢を使って簡単にお手入れする方法もあります。

〈お酢を使ったお手入れ方法〉
①容器に真鍮スプーンを入れて、お酢をヒタヒタに入れる。
②10分ほどつけておく。
③布で磨く。
④水でキレイにすすぐ。
⑤自然乾燥せず、乾いた布ですぐに水分を拭きとる。

 

そして、真鍮スッカラを長く良い状態を保ち楽しめるコツは、

  • 使ったらすぐに洗い、乾いた布で優しく水分を拭きとること。

ぜひ正しくお手入れしてあげて、良い状態を保ってあげてください。

食卓に真鍮スッカラを

独特なアンティークならではの魅力をもつ韓国の「真鍮スッカラ」。

真鍮スッカラとともにチゲなどの韓国料理を味わえば、
家庭でも本場韓国の雰囲気を感じられるはずです。

ではまた!

rap!rap!の鎚目がいい感じの真鍮のスッカラ
韓国 真鍮製 スッカラ

 

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