こんにちは!こりあいです。
パジュにある臨津閣(イムジンガッ)をご紹介します。
韓国の坡州(パジュ)にある臨津閣(イムジンガッ)。
北朝鮮と韓国の軍事境界線を見渡せる展望台があります。
1972年の韓国戦争によって、韓国に渡った離散家族が北朝鮮にいる家族を思って訪れるよう建設されました。しかし、現在は多くの人が訪れる観光名所として知られています。
地図上の赤いしるしの所が臨津閣で、その上の黒の線から上は北朝鮮です。
ここは特別な手続きなしで一般市民が最も北朝鮮に近付ける場所なんだそうです!
臨津閣(イムジンガッ)
臨津閣の敷地内には無料の展望台の他に、平和ランドという小規模な遊園地や大きな公園があります。そのため、週末は現地の家族連れが多く訪れます!
展望台は3階建てで、中には飲食店やお土産ショップも入っています。
当時使われていた汽車も展示しています。側面には銃弾の跡が生々しく残っています!
「トッケ橋」の臨津江スカイウォーク
臨津閣には韓国戦争の時、爆撃によって破壊され橋脚だけ残された「トッケ橋」があります。
この「トッケ橋」を2016年12月、新たに改良して作られたものが臨津江スカイウォークです!
臨津江スカイウォークは入場券を購入すれば入ることが出来ます!
入り口には入場券販売窓口と販売機があります。
販売機は日本語も対応していて、入場券は「トッケ橋」と「トッケ橋&BEAT131展示館」の2つから選べます^^
《BEAT131の展示館は地下にある展示館で、韓国戦争で使われた軍事用品などが展示されています。》
「トッケ橋」・・・大人2,000/こども1,000ウォン
「トッケ橋&BEAT131展示館」・・・大人2,500/こども1,500ウォン
*こどもは7~12歳、6歳以下は無料
*団体は30人以上(20%割引)
写真のように橋脚だけ残った状態で、この先には北朝鮮があります。
〈臨津江スカイウォークの利用案内〉
- 3月-10月:9時~18時(入場締切り17:30)
- 11月-2月:9時~17時(入場締切り16:30)
- 休館日:月曜日
BEAT131展示館
「BEAT131展示館」は地下にある展示館で、韓国戦争当時の軍事品が展示されています。
臨津江スカイウォークの「トッケ橋』とは別の入り口になります。「BEAT131展示館」に入る前もチケットの確認がありますよ(*^^*)!
写真のヘルメットには銃弾があたった跡がはっきり見られます。
臨津閣のカフェ
臨津閣におしゃれなカフェがあったのでご紹介します!
こちらは「FOURBbasic」というカフェで、ソウルにも3店舗あるお店です。
外観はガラス張りでシンプルなデザインですごくお洒落です!店内は長いスタンディングテーブルが2つとベンチが3つほどありました。
こちらのお店はこだわりのコーヒーとベーグルを売りにしているため、ドリンクはコーヒー類とベーグルのラスク販売のみでした。
ソウルの合井店にも行ってみたんですが、そちらの店舗は3階建てくらいあってかなり広々としていて、コーヒー以外のドリンクメニューと種類豊富なベーグルもありましたよ!
このカフェについては合井(ハプチョン)にあるお店情報を別の記事で詳しくご紹介しています♪
臨津閣の行き方
ソウルからは電車やバスを乗り継いで行くと約1時間半~2時間ほどかかると思います。
2.文山駅1番出口を出る。
3.マウルバス058番に乗り、臨津江停留所(終点)でおりる。
《タクシーに乗ると駅から約10分/8,000ウォンくらいだと思います。(2019年6月現在)》
臨津閣からさらに先にある軍事境界線の真上のエリア板門店(JSA)などに行く場合は、ツアーでしか行くことが出来ません。
事前にソウルエリアから出発するツアーを申し込むか、臨津閣から出てるツアーに申し込むこともできます。
軍事境界線DMZについては別の記事で書きたいと思います!
臨津閣のまとめ
韓国の歴史に触れることが出来る観光地のひとつですので、一度は行ってみても良いと思います!
〒京畿道 坡州市 汶山邑 臨津閣路 177
(年中無休ですが店舗によって異なります)