こんにちは!あいです。
今回は「最速で単語を覚える方法」について紹介したいと思います。
語学習得には
単語学習は避けては通れませんよね?
だけど...
「覚えたはずなのにすぐに忘れてしまう」
「どうやって覚えればいいのかわからない」
「いくら勉強しても覚えられない」
と思ったことはありませんか?
そんな時、
「私は暗記が苦手だ」
「記憶力が悪い」
と自分の記憶力のなさ、
自己嫌悪に陥ってしまう方は多いのではないでしょうか😥
単語を覚えられない理由
どうして単語を覚えられないのか...
その理由のまずひとつは
人の脳は覚えたものを
すぐに忘れるようにできていて、
覚えるよりも忘れることを得意にしているからです。
人が記憶したことを
どのくらいのスピードで
忘れていくかという実験によると、
1時間後にはだいたい50%
24時間後には約70%
1ヵ月経つと、
ほとんど記憶に残っていない
という結果が出ています。
ですので
自分は記憶能力が悪いと
嘆く必要は全くありません。
そして、単語習得には
「繰り返し復習を行うことが大事」
ということは、
多くの方がご存じだと思います。
覚えた内容を忘れないように
何度も「思い出す」作業を
繰り返すべきで、
「覚えよう」とすることよりも、
覚えた後のことが重要なんです。
「思い出そう」としたり
「使おう」とするときに、
記憶に定着するからです。
あなたは普段、
どんな方法で単語を覚えようとしていますか?
もしかして、
単語帳を片っ端から
ノートに何度も書いたり
ブツブツ言ってみたり...
なんてことを繰り返していないでしょうか!?
残念ながらその方法はお勧めできません😫
なぜなら、
時間と労力を費やす割には
単語を覚えられないからです。
私もノートに単語をひたすら書いて覚えようとしていたんですが、全然覚えられませんでした。
「なんでこんなにも単語を覚えるのが大変なのか...」
と思ってしまう気持ちはよくわかります。
だけど、
単語習得に苦戦しているのは
もしかしたらあなたが覚えにくい方法をしてしまっているからなのかもしれません。。。
多くの人が、
単語を一生懸命、
❝覚えよう❞
としていると思います。
でも、単語学習で大切なのは
一生懸命覚えようとするのではなく、
ラクをすることです。
「いやいや、ラクして覚えられるわけないでしょ」
「ラクして覚えられるなら苦労してないわ!」
ってツッコみたくなると思いますが、
ラクをするというのは、
怠けるということではなく
「いかに効率よく覚えるか」
ということです。
努力と根性の暗記勝負はすぐに挫折してしまいます。
これからは今までのように
ただひたすら書いたり
単語を丸暗記するのではなく、
効率的に、そして
使える単語を
覚えるための方法に変えていきませんか?
今回紹介する方法で
単語の覚え方に対する発想を
変えるきっかけとなればと思います😉
記憶に残りやすいポイント
さきほど、単語習得には
「覚えよう」
とすることよりも、
覚えた後に
繰り返し思いだして使うことが重要
だとお伝えしました。
そのことを前提として、
さらに記憶に残りやすいポイントを
3つお伝えしたいと思います。
1つ目は
関連性を持たせる。
2つ目は
イメージで覚える。
3つ目は
感情と結びつける。
この3つのポイントを意識してみてください。
① 関連性を持たせる
まず1つ目の
「関連性を持たせる」ですが、
学生時代、
歴史の出来事を
語呂合わせで覚えた経験はありませんか?
一度は耳にしたことがある有名なものであれば、
鳴くよ(794なくよ)ウグイス平安京
いい国(1192)つくろう、鎌倉幕府
などですよね?
昔、歴史の年号を
覚えるのが苦手だった私ですが、
20年以上経った今でも、
この「年号の語呂合わせ」を忘れずに覚えています。
このように関連する情報を
結びつけて覚えたほうが
記憶に残りやすいです。
ちなみに、私がこれまで
関連性を持たせて覚えた
単語を1つ例にあげると
一束、二束などの
「束」という単語です。
「束」は韓国語で
「묶음」というのですが、
묶음の読み方↓↓↓
©音読さん
スーパーのレジで
「ゴミ袋一束ください」という時、
いつもこの単語が出てこなくて、
その都度携帯の辞書で調べてました。
ある時、
「そういえば묶음って人のあだ名みたいやなぁ」
と思い、
80年代に活躍した
「シブがき隊」という
男性アイドルグループと関連付けたんです。
グループのメンバーは
フッくん、モッくん、ヤッくんの3人。
そこにムッくん(묶음)を追加しました😅
かなり強引に結びつけたんですが、ちょっと面白く感じてすぐに覚えることができたんです。
以下のような語呂合わせもあります!
●「下」は韓国語で「아래/アレ」
「あれ?下に何かある!」
●「クローゼット、たんす」は「옷장」
「クローゼットにおっちゃん」
このように、
くだらないダジャレや
無理なこじ付けでもいいので
自分が分かりやすく関連付けて
覚えられないか探ってみてください。
もし思いつかない場合でも、
「韓国語 語呂合わせ」
で検索したらたくさん出てきます。
言葉遊びで楽しく学んでいくことができますよ!
② イメージで覚える
2つ目は「イメージで覚える」。
これは、
単語を画像と一緒に覚えることです。
すでに知っている方は
多いかもしれませんが、
この方法は
「覚えやすい」
「忘れにくい」
「思い出しやすい」
というメリットがあります。
実際、
人の記憶の80〜90%は、
視覚から入ると言われます。
つまり、文字だけや
音声だけの学習よりも、
その単語のイメージと
結びつけたほうが
はるかに向上するということです。
みなさんの中には
単語帳を用いて
学習している方も多いと思いますが、
では実際に
その単語が使われている
状況・場面をリアルに
イメージできているでしょうか?
単語と日本語訳を覚える
従来の単語の覚え方だと、
状況つまりその単語が
使われている場面が抜けてしまっています。
単語を一語一訳で
覚えるのではなく
写真やイラスト、映像などを
活用して覚えることで、
「単語の基本イメージ」
をおさえることができるんです。
例えば、
「チヂミを焼く」
「肉を焼く」
日本語では同じ焼くでも、
韓国語では「焼く」の単語が違います。
チヂミを焼く場合は「부치다」
「부치다」は油をひいたフライパンや鉄板に生地や溶き卵などの衣をつけたものを平たくのばして焼くイメージ。
そして、肉を焼く場合は「굽다」
日本語で普段使われる「焼く」と同じ意味合いが近いです。肉・魚・パンなどの食品や、陶磁器などを焼く場合も使われます。
もう一つ例を挙げると、
「ラーメンを作る」
「コーヒーを淹れる」
この「作る」「淹れる」は
日本語では全く違う意味を持つ単語ですが、この2つの単語を韓国語で表現する時、「끓이다」という同じ単語になります。
・라면을 끓이다
ラーメンを作る
・커피를 끓이다
コーヒーを淹れる
対象が固形よりも液体、汁物、スープなどで、その液体に熱を加えるイメージです。
使用する場面と単語を
一緒に覚えると、たとえ
意味が違う単語だとしても
感覚的に使い分けが
出来ていくというわけです。
そして覚えるときは、
できるだけそれぞれの
単語のイメージを想像しながら
発音していきましょう。
韓国語と日本語は
文法も似ていて
覚えやすい言語ではありますが、
直訳したら
不自然になってしまったり、
相手に伝わらないこともあります。
日本語訳は、あくまでも
理解を助けてくれる
参考情報なようなものだと
思っていた方がいいかもしれません。
日本語訳に頼らず
画像を活用して
イメージや感覚などを
意識してしてみてください。
③ 感情と結びつける
3つ目は「感情と結びつける」。
あなたは
「印象に残っている思い出を話してください」
と言われたら
どんなことが
頭に浮かぶでしょうか?
「旅行に行って楽しかった思い出」や「仕事で失敗してしまったこと」など、
自分に実際起こった出来事が
頭に浮かぶと思います。
でもこの体験や経験を
「よし!覚えておこう」
と意図して記憶したわけではありませんよね?
つまり、自動的に
記憶に刻まれたことになります。
ある体験や経験をしたときに
感情が動くとより強く記憶に残るというわけです。
ここで私の体験を一つ紹介したいと思います。
韓国人の夫の甥っ子が、
ある日、私のあごを指さして「턱살」って言ったんです。
턱살の読み方↓↓↓
「턱살」は❝二重あご❞
という意味で、私はその時、
その単語の意味は
知りませんでしたが、
あごを指してたので
何となく分かったんです。笑
甥っ子が、いきなり
私のあごを指差してきて
「턱살」と言ってきた状況が笑えてしまって、
オモシロ恥ずかしい~〜😂
という感情を感じました。
このように、この時
❝オモシロ恥ずかしい❞という
感情が動いたことで
強く記憶に残ったんだと思います。
私が意図して、この単語を
覚えようとしたわけではないけど、
それ以来、
「턱살」という単語は
忘れられません。😂
ですので、単語学習は
この原理を用いて、
覚えようとする単語に
「感情」を付け加えて
意図的に忘れないようにすることが効果的です。
そして「感情と結びつける」ことは
先ほど紹介した
「関連性を持たせること」
「イメージで覚えること」
にも繋がっていきます。
自分なりに考えた
語呂合わせや頭の中で
単語をイメージすることによって、
何らかの印象や感情が
無意識に出てくるはずです。
丸暗記しようとしても感情は動きません。
❝喜怒哀楽❞という
感情を使って
単語学習にも応用していきましょう。
「最速で単語を覚える方法」まとめ
今回、
「最速で単語を覚える方法」
について3つのポイントを紹介しました。
まず知っておきたいのは
単語を一度覚えても
時間が立つとすぐに
忘れてしまうのは当然だということです。
なので、記憶に定着させるには
「覚えよう」とすることよりも、
覚えた後に繰り返し思いだして使うことが重要なのです。
また、
ただ単語の文字だけ眺めて、
意味を理解しようとしても
なかなか頭の中に定着しません。
日本語訳だけに頼らず、
語呂合わせや、自分の興味のあるものと関連付けたり、
「イメージ」「感情」と結びつけることが効果的です。
感情が動くと
その単語は不思議と
簡単に覚えられて、
記憶に長く定着します。
単語習得に才能や若さは必要ありません。
記憶力に頼らず、
上手に効率よく身につけていきましょう!😉
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